リーダースキルを磨いて、
思わずガッツポーズしたくなる仕事を
INTERVIEW
K.K
品質保証部 2011年入社 生命工学技術科
- 2011~
- 入社後、製造部配属
- 2013~
- 製造部 (現在の品質保証部)へ異動
- 2016~
- 開発部へ異動
- 2019~
- 品質保証部へ異動
- 現在
- 品質保証部 チームリーダー
episode 01 仕事内容と想い
化粧品の品質を守る、最後の砦として
私は品質保証部に所属しており、お客様に安全性を保証した化粧品をお届けするために、徹底した品質管理を行っています。サティス製薬で製造された全ての化粧品の品質をチェックし、出荷を最終的に承認するため、最後の砦となる部署です。
具体的には、化粧品のテクスチャーと菌の検査、容器や化粧箱の薬事表記の確認、海外販売のための輸出関連書類の作成などを行うことにより、お客様が安心して販売できる、化粧品の品質と安全性を確保しています。
また、私はリーダーとして、メンバーが検査作業を効率的かつ正確に行えるような業務フローを組み立てています。限られた人員で、どのように生産性を高め、正確な検査を行うかを常に考慮しています。
この仕事は強い責任感が求められますが、その分やりがいも大きく、お客様や同僚から感謝されたり、信頼を得たりした際に喜びを感じます。
episode 02 サティス製薬を選んだ決め手
伸びしろの大きな会社で、
自らも成長を志願
私は専門学校で化粧品開発を学び、自分が開発した化粧品を世の中に出して、多くの人に使ってもらいたいと考えていました。
就職活動をしていた頃は、就活氷河期といわれる時期で新卒採用を行っていない会社が多く、自分が挑戦したいことだけで就職先を選ぶことは困難でした。しかし、化粧品のOEM会社に就職したいという想いがあり、希望に合う会社を探し続けていました。
その過程で、当社代表山崎のブログを見つけ、サティス製薬のことを知りました。化粧品や仕事に対する熱量が文章から伝わり、興味を持ちました。
特に、代表のブログにあった「思わずガッツポーズをしてしまうような仕事をしてもらいたい」というメッセージに惹かれて、「この会社で、そのような働き方がしたい」と感じました。サティス製薬は当時創立から14年目と若く、そのような伸びしろの大きい会社で自分も成長したいと思いました。
しかし、当時サティス製薬も新卒採用の募集をしていなかったのです。そんな時、たまたまハローワークで募集がかかっていることを知り、面接に行ったところ、無事採用していただきました。学生時代から工場の製造部でパートとして働き、2011年4月に正社員として入社しました。
episode 03 成長を感じたこと
唯一無二のリーダーを目指して
2019年に品質保証部に配属された後、リーダーに就任しました。自分がリーダーを務めるにあたって、全員が共通の目標に向かえるよう、社内コミュニケーションの活性化に重点を置きました。
最初はリーダーとしてどのようにチームをまとめていくか、自分の中では不明瞭な部分も多くありましたが、他部署のリーダーやチームメンバーのサポートを受け、多くの決断と行動を実行することができました。この経験が、現在の自分を形づくり、成長を促したと感じています。
また、私は入社後に製造部、開発部、品質保証部の3つの部署を経験してきました。この3部署を経験している社員は少なく、その経験を活かして、製品の品質を高めるためのアプローチを様々な視点から考えることができています。
今後も、自身の経験を活かし、社内やお客様からの信頼を高めるための施策を多角的に考え、唯一無二のリーダーを目指します。また、品質保証部の枠に留まらず、営業や開発など他部署と今以上に密にコミュニケーションをとることで、製品の品質をさらに高めます。
episode 04 仕事の中で感じるやりがい
自らのアイデアが、
会社全体を変える転機に
サティス製薬では、入社年数に関係なく、自由な意見交換が活発です。これを活かし、本社工場で行われている「3S活動(整理・整頓・清掃)」を、研究所にも導入するべきだと提案しました。
3S活動は主に製造現場で確かな品質の化粧品を製造するために行っていたことですが、全社で取り組むことで、より良いモノづくりに繋がると考えました。サティス製薬は、「正しい綺麗」を提供している企業ですから、社内環境も綺麗に保つことが価値観に合致すると感じました。
提案した際は受け入れてもらえるか少し不安でしたが、全員が協力的な姿勢で3S活動に参加してくれました。現在、研究所でも3S活動が定着しており、より良いモノづくりができていると感じます。この例に限らず、若手の社員でも目的を持って提案したことが、会社全体をより良くするきっかけになることが多いため、サティス製薬は自分の考えを発信する文化が強いと思います。
episode 05 働く環境
小さなガッツポーズをいつまでも
志望理由として山崎のブログに書かれていた「思わずガッツポーズをしてしまう仕事がしたい」と話しましたが、リーダーとして自分がそのような仕事ができているかを振り返ると、ガッツポーズをする機会は数少ないかもしれません。
なぜなら、化粧品業界は一見すると華やかに見えるかもしれませんが、工場では正しい製品づくりが当然の基準として求められ、その基準を少しでも下回るとトラブルとして注目されるからです。つまり、高品質な製品を作るのが当たり前の世界なんです。そのため、高品質な製品を作るだけでは「思わずガッツポーズしてしまう仕事」とは言えません。
しかし、困難な局面でも、創意工夫で解決した瞬間の達成感は大きいです。例えば、お客様に納期よりも早く化粧品を提供して感謝された時は、心の中で小さなガッツポーズをします。
上司は経験豊富で、相談に親身に応じてくれますし、自分自身に考える機会を提供してくれるため、成長できる機会が多いです。また、他部署の優れた先輩たちのリーダーシップとフォロワーシップを目の当たりにすると、自分ももっと成長したいと感じます。
episode 06 今後のビジョン
結果オーライで妥協しない仕事を
品質保証部のリーダーとして、部署の成長のために適切なリーダーシップやコミュニケーションスキルの磨き方を模索しています。また、入社歴が浅い社員も多いため、教育プログラムを強化したいと考えています。専門知識やスキルの習得ももちろんですが、特に品質保証部としてのマインド醸成に注力しています。
仕事をしていく上で、ミスやトラブルは付き物だと思いますが、何とかその場を乗り越えてしまうと、「結果オーライ」となってしまうことも多いかと思います。しかし、僕は「結果オーライ」で終わらせることなく、「なぜ起きたのか」「次起きないためにどうしたら良いのか」としっかり向き合うようにしています。
そのように妥協しない対応がお客様からの信頼獲得にも繋がると考えています。部署全体でその意識を共通して持ち、これからも確かな品質の化粧品を届けていきたいです。